PR&マーケティングの理念

第三者の評価が企業信用力の源泉

ここ十数年、情報の流れは大きく変わりました。
インターネットによって情報源は多様化し、ユーザーは自ら、情報の取捨選択を自由に行えるようになりました。 そのため、企業が一方的に押し出す情報だけでは、簡単にユーザーを納得させられなくなっています。広告だけで商品ブランドを支えてきた時代は終わったと言っていいでしょう。

いまユーザーは、新聞や雑誌の記事、テレビ、インターネットの中の第三者の意見に耳を傾けています。 第三者による評価をもとに自己の意思が方向づけられ、そこに信頼感が生まれることで、購買の意思決定に大きな影響が与えられます。

企業が「情報発信=コミュニケーション活動」を行う上で、いまや、このように第三者を介して信用を築いていけるかどうかが大変重要な課題になっています。


経営視点からのPRが企業を支える

これを実現するのがPR(パブリック・リレーションズ)活動です。
報道機関に対して情報を適切に、そして正確に発信していくことで、企業の理念やメッセージをユーザーにスムーズに伝達し、共感の得られるブランドを築きます。 企業の対外コミュニケーションの基本活動です。

ウィズブレインズは、型にはまったPR活動を否定します。 市場における企業の立場を充分に認識しながら、常に経営視点に立った状況判断を行い、過去に縛られない最適なアクションを取ること。 それ以外の方法では、経営方針を反映したコミュニケーション活動は実行できないと信じます。
数々のIT企業で培ったマーケティング・コミュニケーションのスキルと経験が、これを実現する原動力です。

自社のウィークポイントから目をそらすのではなく、強みも弱みもすべて包含した、企業の真の姿を提示することこそ、ユーザーの理解を得ることができる唯一の道です。
まず自分自身を客観的に見つめ、分析することから。 さあ、ご一緒に始めましょう!

一点突破でつかむブランドポジション

企業のブランドは、第三者の目である報道機関などを通じて、企業とユーザーそれぞれの意識が歩み寄って生まれるイメージです。
しかし残念ながら、企業サイドがその内容を完全にコントロールすることは不可能です。だからこそ、そこに信用力が生まれます。
そうした条件下で、企業は何をポイントにメッセージを発信していけばいいのでしょう?

考えるべきことは、「新規性」「特異性」「市場影響性」を持った情報の整理です。
つまり、自社の何が市場を牽引するアドバンテージになっているのか、ということ。自己分析による客観的判断が求められます。
そこから際立ったキーワードを紡ぎ出し、市場の評価を重ねていくことで、オンリーワン・ブランドを確立することが可能になります。

ターゲティングとシナリオのメソッド

自社のアドバンテージをアピールすること。 至極当たり前のことと思われるかもしれません。
しかし、製品の説明をまとめたものの、それが意に反して自社のアドバンテージに全く言及できていないというケースは決して少なくありません。
ポイントは、「自分が何を言いたいのか」ではなく、「相手が何を聞きたいのか」を認識できているかどうかです。

ウィズブレインズのPRメソッドは、「ターゲティング」と「シナリオ」に基本を置きます。
伝えたい相手がどこにいて、そのためにはどのような媒体を介してメッセージを発信すればいいのか? こうしたターゲットを明確にしないと、メッセージのポイントは曖昧になり、相手に到達しないまま拡散していきます。
そして最も重要なことは、メッセージを伝えるためのシナリオです。 ターゲット・ユーザーが潜在的に持つニーズをさまざまな仮説のもとで分析し、企業の理念を込めたブランディング・メッセージを、ユーザーが受け入れやすいシナリオとして組み上げていく。

ウィズブレインズは、一点突破の切り口で情報を加工して、市場に有益な情報として伝えることで、企業のマーケット・ポジションを確保し、信頼性を伴ったブランドイメージを醸成することを目指します。

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